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2010年3月31日 (水曜日)

パワースポット「清正の井」

 近頃、明治神宮の森の中にある加藤清正が掘ったという「清正井(きよまさのいど)」が、パワースポットとして大変な人気だという。土日は5時間待ちらしい。
 パワースポットなど、個人的には信じていないが、面白いので紹介することとする。
 ただ、各人に適した癒しの空間や対象があることは理解できる。
 Photo
 去年末の「ダウンタウンDX」というテレビ番組が火をつけたようだ。
 番組の中で、手相芸人の島田秀平(32)が、この井戸をパワースポットとして紹介したことが、全国各地から人が押し寄せる発端だという。
 島田秀平は、30日も「はなまる」という番組に出演している。
 島田に言わせると、明治神宮は富士山から出る「」が流れる、風水で言う龍脈(エネルギーのライン)上にあり、自然の湧水である清正井には、富士山の「」が湧き出ているという。清正井を携帯電話の待ち受け画像にするだけで効果があるというが、それはどうだろうか。
 龍脈上にあるといえば、JR中央沿線の阿佐ヶ谷、荻窪、西荻窪、吉祥寺辺りには、元・オウム真理教のアレフをはじめ、いろんな宗教団体が集中しているが、これと同じ理由らしい。それより、もっとも有名なのは江戸城(皇居)で、徳川家康の側近、陰陽師(風水師)天海僧正が、江戸の街を守る為の結界を張った場所だ。
 つまり、皇居参拝が一番カネの掛からない方法だと、個人的には思う。

 また、つい横道にそれてしまったが、本題に戻って、
 清正井の入場料は500円、井戸を見るだけなのに随分高い。100円位でいいのでは。駒込の「六義園」でも300円のはずだ。
 明治神宮は宗教法人だから丸儲けだ。相当の純利益だ。
 いったい何に、そんなに掛かるのだろう。
 井戸の管理費?そんなに掛からないだろう。

 それから、清正の墓は山形県櫛引町(現・鶴岡市)にあり、また、個人的には20代後半、明治神宮の近所に住んでいたこともあり、この井戸のことは良く知っている。
 当時は、この水で、ある物質を溶かすと効果が倍加すると言われた井戸水だ。
 それも、夜明け一番の湧き水が最高と言われていた。

 都会では珍しい湧水の井戸は、加藤清正が自ら掘ったと伝えられている。
 この辺りは江戸時代初期、加藤家の下屋敷があり、加藤清正の子・忠廣が住んでいた場所だ。あり得る話だ。
 ところが、加藤家は、徳川家からいわれなき言いがかりを付けられ、まもなく断絶してしまうと、その後井伊家の下屋敷となり、そして、1920年(大正9年)11月1日に「明治神宮」の鎮座祭が行われ現在に至る。
 加藤家断絶の経緯を簡単に述べると、
 加藤清正は、関が原の戦いでは徳川側に付き、旨く切り抜けた感があったが、加藤清正が慶長16年(1611)50歳で死去すると清正の子・忠廣が10歳余りで家督を継いだ。
 しかしながら、寛永8年(1633)外様大名である清正の嫡子・忠廣が、かつて秀吉寄りだったとの理由で改易の憂き目にあい、扶持1万石に減俸され、庄内藩酒井家預けとなった。

  ここを訪問する方々は、ここまでご存じだと楽しみも倍加すると思う。
  明治神宮神楽殿お問合せ先
住所:〒151-8557  東京都渋谷区代々木神園町1-1  :03-3379-9281
 加藤清正公墓碑鶴岡市(旧櫛引町) 

簡単に行くことが出来ない方々は、ここからパワーを受けて欲しい?

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