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2010年1月 9日 (土曜日)

藤沢周平記念館まもなく開館

鶴岡市立 藤沢周平記念館Fugisawa_a_map
 藤沢周平記念館が今年4月29日に、鶴岡公園内に開館する。
収集資料は3000点以上。この辺りは、周平ファンのメッカになるであろう。

 ただ、藤沢周平は生前、このようなことは止めて欲しいと遺言していたことを忘れてはならない。鶴岡名誉市民も断っているくらいだ。山形県民栄誉賞と鶴岡市特別顕彰(鶴岡市名誉市民顕彰と同等)は没後に贈られたものだ。

 開館記念の企画展テーマには、2005年に映画化された「蝉しぐれ」を設定する。
 常設展は3部構成。第1部「藤沢文学と鶴岡・庄内」、第2部「藤沢文学のすべて」には、全作品の展示、練馬区大泉学園町4-27-9の自宅書斎を再現。第3部「作家・藤沢周平の軌跡」では、藤沢周平の生涯をたどる。

藤沢周平のプロフィール
 本名は小菅留治=こすげとめじ。1927年黄金村高坂(現・鶴岡市高坂)に生まれる。1949年山形師範学校(現在の山形大学)卒業後、教員として湯田川中学へ赴任。国語と社会を担当するも、病気により休職する。結核治療のため上京、業界紙の編集者などを経て、71年「溟(くら)い海」でオール読物新人賞を受賞。73年「暗殺の年輪」で直木賞を受賞して作家活動に入る。1997.01.26死去。

■藤沢周平の都内での住居
1927年12月26日山形県黄金村高坂(現・鶴岡市高坂)誕生
1953年、26裁、肺結核で上京、東村山の病院で入院生活。
1957年、30歳、退院、練馬区貫井町に間借り。
1959年、32歳、鶴岡の三浦悦子さんと結婚、貫井町のアパート。
1963年、36歳、長女・展子さんの誕生。清瀬市上清戸に間借り。
       10月、妻悦子さんが病死。
1964年、清瀬市中里、都営団地に移転。
1969年、42歳、江戸川区小岩の高澤和子さんと再婚。
1970年 43歳、東久留米市金山町に移転。
1973年、46歳、第69回直木賞受賞。
1976年、49歳、練馬区大泉学園町に移転。
1997年、69歳、死去

■藤沢周平が亡くなって1月26日で14年になる。
 現在、八王子市元八王子町の八王子霊園に小菅留治として、若くして死別した先妻や死産の子とともに眠っている。きっと「こんな、晴れ晴れしいことは止めて欲しい」と言っているに違いない。
 藤沢周平は生前、「物をふやさず、むしろ少しずつ減らし、生きている痕跡をだんだんに消しながら、やがてふっと消えるように生涯を終えることが出来たらしあわせだろうと時どき夢想する。」と語っている。

http://www.tsuruokakanko.com/tsuruoka/fujisawa/annai.html
■案内看板の設置場所

作品名作品の場所現設置場所
1 臍曲がり新左 伊波山 金峯山
2 三月の鮠 山王社 高坂
3 ただ一撃 民田 民田
4 花のあと-以登女お物語 湯治場 湯田川温泉
5 紅の記憶 豪勝寺 井岡寺
6 ただ一撃 小真木野 小真木
7 蝉しぐれ 五間川 内川(筬橋)
8 又蔵の火 総穏寺 総穏寺
9 義民が駆ける 大督寺 大督寺
10 三屋清左衛門残日録 花房町 本町二丁目
11 義民が駆ける 藩校致道館 庄内藩校致道館
12 花のあと-以登女お物語 鶴ヶ岡城 鶴岡公園
13 三ノ丸広場下城どき 相生町 家中新町
14 蝉しぐれ 五間川 内川(三雪橋)
15 秘太刀馬の骨 千鳥橋 大泉橋
16 蝉しぐれ 龍興寺 龍覚寺
17 凶刃 用心棒日月抄 般若寺 般若寺
18 龍を見た男 龍澤山善宝寺 善宝寺

■練馬区大泉学園町4-27-9 

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