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2010年1月 3日 (日曜日)

時代を読む目確かな「佐藤繊維」

 2009年10月5日の「カンブリア宮殿」で、また、読売新聞では2009年12月20日、朝日新聞では2010年1月3日に山形県寒河江Img009市の「佐藤繊維」(社長・佐藤正樹)のことが大きく紹介された。

 主な内容は、
佐藤繊維」の南アフリカ産の原毛を使ったモヘア糸が、オバマ大統領の就任式でミシェル夫人が着たニナ・リッチのカーディガンに使われた。ことだ。

  下段の新聞記事を読んでもらえば余計なコメントは必要ないが、元気のいい企業には共通項が必ずある。一口で言えば、それは経営者の時代を見る目とセンスと思う。
 白く染め上げた髪がトレードマークの佐藤社長は、「企業は、人や地域の伝統を生かす場」だと謙虚に語っているが・・・。
2009.7月には、経済産業省の第3回「ものづくり日本大賞」(製品・技術開発部門で経済産業大臣賞)を受賞している。

2009年01月31日山形新聞
オバマ夫人のニット、
素材は寒河江製 佐藤繊維製造、就任式で着用
 米国ワシントンで今月20日に行われたオバマ大統領の就任式で、寒河江市の紡績糸製造会社が生産したモヘア糸を使ったニットカーディガンをミシェル夫人が着用していたことが30日までに分かった。デザイナーズブランドの製品で、ファースト・レディーのファッションが世界中から注目される中、業界内外で話題が広がりつつある。このニット糸を製造したのは佐藤繊維(佐藤正樹社長)で、カーディガンはニナ・リッチの製品。歴史の一場面となる、華やかな場で黄色のカーディガンを着こなしたミシェル夫人の姿が世界中の視線を集めた。ニナ・リッチ社からの連絡を受け、佐藤繊維が自社製糸の使用を確認した。佐藤繊維によると、使用されたニット糸は南アフリカ産の希少なモヘアを原料にした「Fuuga」。44番(原料1キログラムで長さ4400メートル)の細い特殊な糸で、染め付けをしてニナ・リッチ社に納めていた。佐藤繊維は、イタリアで開催された世界最大規模のニット素材展示会「ピッティ・フィラティ」に一昨年、昨年と出展。蓄積したノウハウを生かし、集めた古い紡績機を駆使するなどして、従来の半分以下の細さのモヘア糸を生産して、欧米のデザイナーズブランドなどに注目され、高い評価を受けた。「今までにない光沢のある、繊細な風合いのカーディガンをすてきに着こなしてもらった」と佐藤繊維の佐藤正樹社長。「就任式でカーディガンを着てもらい、ニットの位置付けが変わった。何よりも誇りに思うし、今年初めてニューヨークで開催される展示会に糸を出展するのを前にいい弾みになった」と手応えを感じ取っていた。

「佐藤繊維」 
山形県寒河江市元町1丁目19−1 - 0237-86-3136
http://www.satoseni.com/index_j.html

山形新聞ニュース

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2009.12.20 読売新聞
ノルウェーのオスロで今月10日に行われたオバマ米大統領のノーベル平和賞200912205759671n授賞式で、ミシェル夫人が、山形県寒河江市の「佐藤繊維」(佐藤正樹社長)が製造した高級モヘア糸を使ったニナ・リッチのニット製カーディガンを着用していたことが、わかった。1月のオバマ大統領就任式でも身に着けていることか ら夫人のお気に入りぶりがうかがえ、世界のニット業界の話題となっている。
 佐藤繊維は「信じられない。ファーストレディーに着てもらえるのは最高の喜び」と話し、高級糸の開発、ブランド戦略に弾みをつけたい考えだ。カーディガンはニナ・リッチ製で、繊細で光沢のある黄緑色が基調。佐藤繊維が南アフリカのアンゴラヤギから微量しかとれないモヘアを原料にして作った1グラム当たり44メートルの極細ニット糸が使われNinaricci_prssrelease091210ている。同社が光沢のある黄緑色に染め上げてニナ・リッチに納入した。1月の大統領就任式でミシェル夫人のカーディガン姿が世界中の視線を集めたのに続き、ノーベル平和賞授賞式でも同じものを着用。ミシェル夫人は、祖先がアフリカ系としても知られ、佐藤社長は「偶然とはいえ、素材の原産地と同じなのも驚き」と話している。2度とも、ニナ・リッチ社からの連絡を受け、知ったという。佐藤繊維は07年から、イタリアの世界最高峰の糸展示会「ピッティ・フィラーティ」に3年連続で出展し、シャネルやイブ・サンローラン、ラン バンなど、世界の一流ブランドにニット糸を納めている。年代式の古い紡績機に独自の改良を加え、従来の半分以下の1グラム52メートルの細さのモヘア糸を生産することに成功し、今年度の経済産業省「日本ものづくり大賞」で、「経済産業大臣賞」を受賞した。
 米大統領の就任式でファーストレディーがニット製品を着たのは初めてで、佐藤社長は「ファッション業界でニットのステータスは確実に上がった。今後のブランド戦略に弾みをつけたい」としている。(2009年12月20日読売新聞)http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20091220-OYT1T00310.htm

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