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2009年12月23日 (水曜日)

連続不審死報道に関して

2009.10月.11月に、埼玉県、鳥取県で発覚した連続不審死事件は、いずれも詐欺容疑で逮捕された女達の周辺で不審死した男性らと、濃密な接点のあることが判明した。
 テレビ、新聞などのマスコミは殺人事件の疑いが濃いことから、「やや太り気味の34歳の女は詐欺罪などで起訴済み・・・」などと奇妙な報道が続いていた。
 ところが、最近はめっきり報道しなくなった。なぜだろうか?。

裁判員制度対象事件だから
  対象事件は、死刑又は無期の懲役・禁錮に当たる罪の事件だが、事件発生当初から残虐性・悪質性等を詳細報道することで裁判に予断を与えることになりかねないからだ。
 「やや太り気味の34歳の女」などと匿名報道を続けていた背景には、この裁判員制度を意識し、世間に予断を与えないという配慮がある。
 それでも、裁判員制度対象事件だから、匿名による慎重な報道するといい、痴漢などの比較的軽微な事件は、実名報道するという矛盾は残る。
事件立証が極めて困難なことが分かったから
 事件立証が難しい理由は、遺体の殆どが司法解剖されていないことにある。
 女達の状況証拠は真っ黒でも、裁判で有罪(当然・死刑)にするだけの証拠が余りにも不足している。当然、警察、検察には頑張って欲しいが・・・。
解剖されなかった理由は
 解剖医の絶対数の不足だ。解剖は主に大学の法医学教室の医師らが行うが、全国で130~140人程度だ。死因不明の遺体が年間約15万~17万体もあり、この人数で出来るわけがなく、殆どが検死官(警察官)の代行検視で自殺か他殺か認定しているという。
 解剖医の少ない理由は、なり手がいないからというが、事件認定の誤りを防ぐために、解剖手当を倍額にしても必要人数は満たして欲しいものだ。
死因解明と解剖について
「死因解明と解剖」堤寛 (藤田保健衛生大学医学部第一病理学、教授)の論文が詳しい。
   http://kanjakenri.com/siinnkaimeitokaigou.html
関東、鳥取の男性不審死多発…なぜ立件できない?    http://www.sponichi.co.jp/society/news/2009/11/23/01.html

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