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2009年12月 4日 (金曜日)

「人を動かす」 人に好かれる六原則

D・カーネギーの「人を動かす」から引用する。
 人を動かす秘訣は、この世に、ただ一つしかない。「みずから動きたくなる気持を起こさせること」がポイントだ。イソップ物語「北風と太陽」の太陽になることだ。と理解しても、いざとなると忘れていることが多い。
 最初にこの本を目にしたとき、表題の「人を動かす」から、多少いやらしさを感じていたが、最近は、日本人が忘れている「謙譲の美徳」を分かり易く説いている内容だと思っている。

「人を動かす」人に好かれる六原則

原則1 誠実な関心を寄せる
 「われわれは、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる。」他人に示す関心は、人間関係のほかの原則と同様に、かならず心からのものでなければならない。関心を示す人の利益になるだけでなく、関心を示された相手にも利益を生まなければならない。
原則2 笑顔を忘れない
 つぎに引用するエルバート・ハバートのことばを、よく読んでいただきたい。いや、読むだけでは何にもならない。-実行していただきたい。「家から出るときは、いつでもあごを引いて頭をまっすぐに立て、できる限り大きく呼吸をすること。日光を吸い込むのだ。友人には笑顔をもって接し、握手には心をこめる。誤解される心配などはせず、適のことに心をわずらわさない。やりたいことをしっかりと心のなかで決める。
原則3 名前を覚える
 たいていの人は、他人の名前をあまりよく覚えないものだ。いそがしくて、覚えるひまがないいうのが、その理由である。いくらいそがしくても、フランクリン・ルーズベルトよりもいそがしい人はいないはずだ。そのルーズベルトが、たまたま出あった一介の機械工の名を覚えるために、時間をさいている。
原則4 聞き手にまわる
 自分のことばかり話す人間は、自分のことだけしか考えない。長年コロンビア大学の総長をつとめたニコラス・バトラー博士は、それについて、こういっている。「自分のことだけしか考えない人間は、教養のない人間である。たとえ、どれほど教育を受けても、教養が身につかない人間である。」話し上手になりたければ、聞き上手になることだ。興味を持たせるためには、まず、こちらから、興味を持たなければならない。
原則5 関心のありかを見抜く
 相手の関心を見ぬき、それを話題にするやり方は、結局、双方の利益になる。「相手しだいで成果も違うが、概していえば、どんな相手と話をしてもそのたびに自分自身の人生がひろがる」
原則6 心からほめる
 人間の行為に関して、重要な法則が一つだけある。この法則にしたがえば、たいていの紛争は避けられる。これを守りさえすれば、友はかぎりなくふえ、常に幸福が味わえる。だが、この法則を破ったとなると、たちまち、はてしない紛争に巻き込まれる。

イソップ物語「北風と太陽」
 きたかぜ と たいようが ちからくらべをすることになりました。きたかぜはいいました「ぼくはどんなものもふきとばすことができるんだ。つよいのはぼくのほうだ」 たいようはいいました「いやいや、きみはたしかにちからもちだけど、ちからだけではね・・・」
「では、あのたびびとのふくを どちらがぬがすことができるかやってみよう」きたかぜは、たびびとにむかって おおきくいきをふきました。たびびとのふくをぬがそうと、ちからいっぱい 「ブォーッ ブォーッ」ところがたびびとは、ふくをぬぐどころか「さむい、さむい」といって、コートのえりをあわせ、からだをかたくしてしまいました。

 つぎはたいようのばんです。「どうやら、だめみたいだね。ぼくならこうするよ、みていてごらん」そういってたいようは、あかるくかがやきだしました。サンサンとひのひかりがふりそそぎ、あたたかくなってきました。たびびとは、あせをかき「あつい、あつい」といいながらコートをぬぎました。きたかぜはたいようにいいました。「ごめんよ、ちからだけでかとうとしたぼくがまちがっていたね」そうしてふたりはなかよくなり、もうちからじまんをすることはなくなりました。

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