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2009年11月 7日 (土曜日)

ルームランナーは拷問用だった

K1345466   11月に入ると、多摩湖周辺も急に冷え込んで来た。普段のジョギングは短パン着用だが、走り始めは寒く感じるこの頃だ。どうしても、厳冬期には、出発まで二の足を踏むこともあるもので、こんなとき室内用の「ルームランナー」が欲しいと度々思うことがある。
 ところで、この「ルームランナー」は外国では、一般に「トレッドミル:treadmill(踏み車)」と呼ばれているが、これは何と元々は粉をひくための「踏み車」から来ており、昔は刑罰の一つとしてこの作業をやらせていたという。
 当然、今のようなスマートなものではなく、大きな歯車のような型の外側に付けたステップを踏み回す仕組Teみのものだったようだ。
 1865年のイギリスの監獄法では、16歳以上の囚人は最初の3ヶ月間は「トレッドミル」をやらされたそうだ。そして、看守が「よし」と言うまでは、囚人達は延々と「踏み車」を踏ませ、この動力で小麦をひいていたという。これによって、囚人は体力が付くし、小麦は無料でひけるし一石二鳥だった。
 20世紀に入り、監獄法が改正され拷問用の「トレッドミル」は廃止されたが、今度は1953年に意外な方法で復活を遂げた。アメリカのクィントン社が「トレッドミル」を応用したモーター付きの電動ランニング器を発売したのだ。これが人気を呼び、多くのメーカーが同様のランニング器を発売することになり、以降、運動不足解消のための器具として定着した。
  踏み車は単調な仕事で、「トレッドミル treadmill 」には、「単調な仕事」という意味もあるそうだ。このような話を知ると、やはり、多少寒かったり、暑かったりしても、外の空気に触れて走る方が自然だと思う。よって、購入は見送ることにする。
 ちなみに、このような外国の刑罰がスポーツに変化したものとして、スキーの「ジャンプ競技」が有名だ。

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