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2009年11月 2日 (月曜日)

 「日沿道」の進捗状況は?

 年に数回、帰省に利用する程度だが、日本海沿岸東北自動車道(日沿道)のPhotoことが気になった。
 「日沿道」は、新潟市を起点とし庄内~秋田の沿岸部 を通過し、小坂JCTで東北縦貫自動車道と接続する全長約322kmの高規格幹線道路だ。全線が開通すれば、日本海沿岸地域の交流と連携が強化され、環日本海経済圏の活性化に期 待される。

 「日沿道」の進捗状況は、平成21年7月18日に新潟県の中条IC~荒川胎内IC間が開通、また、平成21年5月には、酒田みなとIC~遊佐間の新規事業化が決定していることから、概ね二年後には新潟から遊佐までは開通していることだろう。
 今後の開通予定としては、村上ICまでは2010年度開通、朝日IC までは2010年度開通、山北ICは2011年度開通、鶴岡市五十川IC2011年度開通、三瀬IC 2011年度開通、 鶴岡西IC 2011年度開通、 鶴岡JCT 2011年度開通と発表されている。やや漠然としているが、新潟県北端(朝日IC)までは来年中(平成2Photo2年中)に開通する運びのようだ。

  「日沿道」と比較されるものに「北前船」がある。「北前船」は寛文12年(1672年)江戸幕府が河村瑞賢に命じて整備させたものだが、特に「西回り航路」は、日本海沿岸~瀬戸内海を通って大阪間を往来した航路だ。そして、北海道、東北、北陸、大阪、京都などの物資を大量に輸送し、地域の連携と発展に寄与した。Photo_2
 酒田の発展に貢献した本間光丘は、「有る物はない所へ、無い物は有る所から」と流通の妙を言い当てているが、これも、日本海を自由に往来した“北前船”という交通網が充実していたからこそ、実力を発揮することが出来たのだ。
 つまり、現代社会では、交通の利便性の善し悪しは、地域の発展に決定的な影響を及ぼしていることは明白だ。必ずや「日沿道」の開通は、“現代の西回り航路”と位置づけられ、庄内地方の新鮮で旨い農産物、海産物などの輸送手段に利用されることであろう。ただ、この交通網を最大限に活用し、かつての本間光丘に代わる人材が誕生するかが問題だ。
 それから、名称への注文だが、「日沿道」という呼び方は、どうもスッキリしないし、何処の道路か分かりにくい。東名、関越などのような呼び方はないのだろうか。単純に、「日本海高速」、「日本海道」、「羽越道」などの方がピッタリしていると思うのだが。

 追記、庄内地方から東京まで、5~6時間で結ばれたら、朝採れの農産物や海産物をその日のうちに食卓に並ぶことも夢ではない。関越道路が開通し、新潟・寺泊漁港の水産物が、昼には埼玉や都内の店舗に並べられたようなことを期待したい。

地図は、村上市付近です。もうすぐ、温海~鶴岡へと延びることでしょう。

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