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2009年11月29日 (日曜日)

ドバイのバブル崩壊?

 以前から、原油価格のバブルとドバイの不動産価格のバブルは、どちらが先に弾けるか?と伝えられていたが、最近頻繁に「ドバイショック」と報道されるようになった。
 実際はどのような現状なのだろうか

平成21年11月28日付「産経新聞」が詳しい。
終わった?“ドバイの夢”投機マネー流出 砂上の楼閣は
 世界の投機マネーを吸い上げて現代の摩天楼を築いてきた「ドバイの夢」がとん挫した。昨年秋の金融危機以降、資金流出が続いていたアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国政府系企業による債務支払い猶予要請は中東だけでなく国際市場に衝撃を広げた。石油収入に依存せず壮大なリゾート開発構想で外資と外国人労働者を集めたドバイへの期待は金融バブルの崩壊とともに不信へと転じた。現地からの報道では、ドバイ首長国政府は25日、UAE内の“長兄”にあたるアブダビ首長国の2銀行から50億ドルの資金を調達したと 発表したわずか2時間後、政府系持ち株会社ドバイ・ワールドと関連不動産開発会社ナキールの債務支払いを半年間猶予するよう債権者に求める方針を明らかにした。
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 ドバイ沖合にはこうした豪華な人工島リゾート(パーム・ジュメイラ)が次々と築かれ、最盛期にはドバイに世界の大型クレーンの2割が集まったといわれる。その多くを手掛けたナキールはまさに、砂漠に突如として現れた「ドバイの夢」の象徴だった。ドバイ・ワールドも豪華客船クイーン・エリザベス2世号や世界の有名スキー場やゴルフ場を買いあさった。
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 その一方で、ドバイの債務総額は約800億ドル、実際は倍の1600億ドルという見方も出ており、金融危機で不動産価格は半減し、投機マネーが流出し資金繰りが急激に悪化していた。
 UAE首相も兼ねるムハンマド・ビン・ラシド・マクトム・ドバイ首長は、ドバイ経済近代化を進めた中心人物で、先週末からドバイ経済の中枢を占めてきた側近4人を更迭するなど危機感を強めていた。突然の債務支払い猶予要請で世界に衝撃を広げた同氏の真意は不明だが、フィナンシャル・タイムズ紙は「基本的な情報も開示されておらず、ドバイ経済は透明性を欠いている」と批判している。

リーマンショックに続いて、ドバイショックの激震が世界を揺るがしている。同じ石油国のアブダビが支援を表明しているが、今後の推移は予断を許さない。

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