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2009年11月26日 (木曜日)

ニンニク驚きの効果!

 南千住に関する話題をもう一つ続ける。

 昭和20年台風第20号、通称・阿久根(あくね)台風は、1945年(S20)10月10日に九州、鹿児島県阿久根付近に上陸した台風だ。
 10月12日には東京都荒川区南千住の、荒川の支流にかかる橋が流され至急の修復が迫られた。人夫(にんぷ)を集めて工事に取りかかったNinniku が、寒い日が続き、胸あたりまで水に浸かっての作業は厳しく、人夫が集まらなかったという。賃金を普段の5倍出す条件にも、日本人の人夫はなり手がいなかった。
 ところが、荒川区南千住あたりは、韓国人が多く住んでいたことが幸いした。韓国人の労働者たちから、「賃金は3倍でいいから、その代わりニンニクをふんだんに欲しい」と条件を出された。

食糧難の当時、なんとかニンニクを集めて、韓国人労働者たちに十分に食べさせて橋の修復をしたという。その際、工事監督が韓国人労働者にニンニクを食べる理由を質問すると、「ニンニクを食べていれば体が温まって冷えない」ということであった。当時、日本人は「韓国人はニンニク臭いくさい」。韓国人は「日本人は魚臭い」と陰口を言っていたが、最近では日本人も相当にニンニク臭い方が多い。

 ニンニクの効用の一つに「アリチアミンが心臓筋肉に作用して拍動を強め、抹消血管を拡張して血行をよくし、保温効果を上げて腸内活性化を行う。」とある。この韓国人労働者による作業は、生きた実験例の一つと言われる。日本人がニンニクを食するようになったのは戦後で、餃子を食べるようになってからというから、そんなに古い話ではない。

ニンニク驚きの効果
ガン予防に
にんにくには体内の自然治癒力を高め、ガンを予防する成分が多く含まれている。
かぜ予防に
にんにくに含まれるアリシンという物質は疲労を回復し、精力を増進する働きがある。
アトピーに
アリシンが皮膚の血行を良くしてくれるからでは、と言われる。
肝臓病に
にんにくが細胞組織を活性化させ、肝臓を強化し保護してくれる。
糖尿病に
アリシンとビタミンB1が結合してできるアリチアミンは、強力な糖質代謝エネルギーがある。またアリシンは膵臓の働きを活性化する。
ぜんそく・気管支炎に
にんにくには痰を取り除く作用があり、症状を抑えることができる。
高血圧に
アリシンは血管を広げ、血管内の汚れを取り除く他、コレステロールを下げる効果もある。
強壮剤に
性腺ホルモンを刺激する作用が明らで、食後6時間から12時間で効き目が現れる。ただ過ぎると「痴呆」を早めるとの説がある。
老化防止に
アリシンが脂質と結合すると脂質アリシンという物質ができ、赤血球を増加させる作用がある。細胞を活性化させる他、血管内の新陳代謝を促進させる。
 
 それから、ピラミッド建設の労働者が、にんにくを食べていた記録や、クレオパトラが不老不死の薬として利用していたことも伝えられている。
 なお、山形県の庄内地方では「行者ニンニク」が昔から食されていたが、このニンニクの発祥は庄内地方であることは、別の機会に触れる。

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