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2009年10月14日 (水曜日)

「不毛地帯」の主人公は遊佐町杉沢出身?

 フジテレビ開局50周年記念ドラマとして、明日、10月15日(木)午後9時から山崎豊子原作の「毛地帯」が放送される。10110440

 30年位前は、仲代達矢主演で映画化されていたがスケールの大きな作品だ。主人公の壱岐正(いきただし)中佐は、瀬島龍三氏(1911年12月9日~2007年9月4日)がモデル。今回のドラマ化は、2年前に瀬島氏が鬼籍に入られたことも切っ掛けになったことであろう。 なお、著者・山崎豊子は瀬島龍三の死に接し、「昭和史の大事な生き証人が肝心なことを語らぬまま亡くなったことは非常に残念、シベリア抑留の歴史的真実をしっかり話すべきだったと思う。」と語っている。

 ところで、「不毛地帯」の主人公・壱岐正(いきただし)の出身地は「山形県遊佐町杉沢 」と設定されている。壱岐正のモデルは瀬島氏であることは有名だが、同氏は「富山県西砺波郡松沢村」の出身である。これを富山県出身とせず、同じ日本海側の山形県遊佐町としたことに、山崎豊子の何らかの意図が伺える。20070905115130
 41年も前に「不毛地帯」の単行本を読んだとき、冒頭に郷里の地名が出てきたので近親感を持って一気に読んだものだ。

 だが、山崎豊子は「何故、遊佐町杉沢を出身地としたのであろうか?」と、当時から疑問だった。
 山崎豊子ほどの作家が、地図を広げて適当に決 め たわけでもなかろう。小説にしろ、映画にしろ、設定や背景から、いろんな思いをめぐらして、見たり読んだりするのが常だし、特に主要人物の出身地は、その人物の生い立ち、性格や生活環境まで背負ってしまうように思える。
 著者・山崎豊子さんに確認して見たい話だ。

 きっと、山崎豊子さんもご存じだろうが、遊佐町杉沢には「杉沢比山」という古い舞がある。杉沢には親戚があったので、子供の頃、何度か見に連れて行かれた記憶があるが、当時は退屈なだけだった。ところが、その後、国の重要無形民族文化財に指定されている有名な舞と知った。だからといって、これらのことが出身地とした理由になったとは思えない。単に、寒村のイメージだけなのか。

 遊佐町杉沢村のことは、ドラマ 「不毛地帯」には関係ない話と思うが、山形・庄内の方々は、「読んでから見るか、見てから読むか」はご勝手に。

杉沢比山連中について」遊佐町教育委員会 青葉信子

杉沢熊野神社概要】杉沢熊野神社には「杉沢比山」と呼ばれる神楽が伝わっている事が有名な神社です。

庄内の「重要無形民俗文化財」
•黒川能(1976年5月4日 鶴岡市黒川 黒川能保存会)
•杉沢比山(1978年5月22日 飽海郡遊佐町大字杉沢 杉沢比山保存会)
•遊佐の小正月行事(1999年12月21日 飽海郡遊佐町 遊佐のアマハゲ保存会)

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