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2009年10月11日 (日曜日)

うまさギッシリ新潟・庄内

Photo  「うまさギッシリ新潟・庄内」。10月1日上野駅で、「新潟デスティネーションキャンペーン」の開幕を記念して、オープニングセレモニーが開催されたことが新聞に載った。

開催期間:2009年10月1日~12月31日。開催エリア:新潟県全域・山形県庄内エリア
「うまさぎっしり新潟」http://www.niigatadc.com/Dc1
「食」の魅力を中心に「来てよかった、また来てみたい」と思っていただけるように、新潟県・山形県庄内エリアに、多くの皆様からお越しいただき、各地域でのおもてなしやイベント列車の旅で新潟・庄内の新しい魅力を発見していただきます。という謳い文句だが、今一つ、庄内のアピールが不足している。

 ただ、この新潟と庄内がタイアップした企画は大いに評価できる。その理由は、なんといっても歴史的にも地理的にも結びつきが強いからだ。北前船で人・物の往Nihonkai来が盛んだったのだ。簡単に言うと、山形県は庄内地方と内陸地方に別れるが、この二つの地域は朝日連峰に遮断され、近年まで人の交流は殆どなかった地域だ。それが幕末、庄内藩が力を失うと、新政府軍に一番先に寝返った「山形藩」が、その功から「山形」の地名が前面に出ただけだ。庄内の人達にとって、「山形」の地名は屈辱と捉える人が今も多いのだ。
 いずれ、「道州制」が取り入れられるだろう。その際は、「日本海州案」もぜひ検討して欲しい。「日本海州案」(又は日本海沿岸州案)は、「東北六県州」案からの離脱でもある。

 庄内地方が山形県に編入される経緯は、明治2年の廃藩置県に始まる。まず今の庄内地方は「大泉県」と呼ばれた。そして「酒田県」に変更され、明治8年には「鶴岡県」となる。理由は知らないが、もてあそばれた感じだ。そして、とどめは、明治9年に「山形県」に吸収合併されたことが、屈辱的歴史のはじまりだ。

 近年、中国、ロシアの発展は著しくは、更に朝鮮半島の雪解けが始まれば、貿易・物流の一層の拡大が予測され、日本海側が表玄関として重要視される時代の到来は必至だ。海に面した地の利から大陸棚等の海洋資源を含め、大きなメリットが期待されるのだ。
日本海州案」」(又は日本海沿岸州案)の展望を簡単にまとめれば、
●日本海に面した地域と、同じ価値観、一体感を共有できる。
●日本海に面した、良港を持つ地域として発展が予測される。
●日本海沿線を往来する、道路網、新幹線整備が期待される。
●海を持つ地域として、海洋資源、観光価値は無限に広がる。
●日本海文化圏として、誇りと使命感の回復が期待される。
早い話が、デメリットを探す方が困難だ。

 反して、東北州案の場合、庄内の価値、役割はどの程度期待されのか。庄内と太平洋側地域と価値観・一体感を共有出来るのか。仙台や山形、盛岡などの陰に隠れ、更に存在の薄い地域に成り下がるように思えて仕方ない。

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