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2009年10月 3日 (土曜日)

「単純接触効果」とは

 前回「メガネの21」の紹介の項で、「職場恋愛~結婚の奨め」に関して紹介したので、これを心理学からも勉強しておきたい。まずは、心理学でいう「単純接触効果」は、繰り返し接すると好意度や印象が高まるという”くり返しの出会いの効果”であるOnet 。つまり、同じ職場で男女が接触していれば、ルックス等の表面的な魅力より、内面的なものに大きな魅力を感じるようになるという効果だ。
 「第一印象が悪い」、「外見が今一」、「口下手」等の劣等感があっても、内面をみせてチャンスがあるということだ。男同士でも、「第一印象はあまり良くなかったが、話してみたらいい奴じゃない」、ということも良くあることだ

 「単純接触効果」は、1968年、アメリカの心理学者、ロバート・ザ イアンスが論文にまとめ知られるようになった。何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる。たとえば、よく会う人や、何度も聞いている音楽は、好きになっていく。
 これは、見たり聞いたりすることで作られる潜在記憶が、印象評価に誤って帰属されるという、知覚的流暢性誤帰属説で説明されている。また、潜在学習や概念形成といったはたらきもかかわっているとされる。図形や、漢字、衣服、味やにおいなど、いろいろなものに対して起こる。広告の効果も、単純接触効果によるところが大きい。CMでの露出が多いほど単純接触効果が起きて、よい商品だと思ったり欲しくなったりするのである。(百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)

 次に、社内恋愛の経験者に、2008年5月オリコンが行った社会人対象のアンRケートでは、メリットは「いつでも近くにいられる」という回答が一番多いという。■社内恋愛のデメリットの1位には、
○別れる事になった場合「その後の仕事に影響が出ないか心配」。毎日顔を合わせることから「気まずくなりそう」。
○男性では彼女から「行動を監視されている気がする」。
○女性では「会社に発覚した時の事が心配」といった意見がある。
 これは、「どうしても恋人同士という目で見られてしまう」ということから、周りに「あまり知られたくない」と思う女性が多いようだ。中には「相手を好きな人が他にもいて、恋のバトルに発展する」こともありそうだ。という。

 また、社内恋愛のメリットとして、■性格や人柄をいろいろな角度から観察できる。■話題に困らない。■デートの時間を合わせやすい。■忙しくて会えなくても理解してもらえる。■毎日会える。■仕事のモチベーションがあがる。などのメリットがあるという。

 

Canvas

上の表は2008年5月オリコンが社会人対象のアンケート結果。

 私もこれらの心理を応用して、結婚前に一度くらい経験したかったが、残念なことだ。だからといって、今、経験したらそれこそ事件だ。
 ただ「単純接触効果」には異論もあって、いつも接触していると、どんどん嫌いになるタイプもいるから、この効果も単純ではないと思っている。

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